自分でつくるLED水耕栽培ナビ

100均と身近な商品を組み合わせて自作の自動点灯LED水耕栽培装置をご紹介

[作り方まとめ]自作タイマー自動点灯超高輝度LED照明の作り方

植物は光合成をするため光は育成に不可欠です。水耕栽培の場合は太陽光を当てるか人工光を当てるかのどちらかになるでしょう。今回は自作LED照明の作り方を紹介します。

 

f:id:kuwazii:20150331205357j:plain

 

 

植物育成のためのLED

人工光の場合でも発熱電球や蛍光灯、LEDなど様々です。

そのなかでもLEDは消費電力が少なく寿命も長いため理想的といえるでしょう。

LEDが一般的に普及し始めたころは性能があまり良くなく色や明るさも植物を育てるには十分ではありませんでしたが、近頃はLEDの性能も上がり単体で車のヘッドライト並みの明るさのものまであります

また、紫外線域から赤外線域まで多種多様の帯域のLEDが登場しています。
しかし、照明用に市販されているLEDは大きく明るさに対してのコストも大きいです。

 

低価格でハイパワー

今回紹介する私の栽培用照明は、ハイパワーLEDという一般的なLEDよりも高輝度な部品を使用してLED照明を自作しています。

 

それがこちらです。

f:id:kuwazii:20150331191329j:plain

1個1Wの消費電力のLEDを20個直列にしています。合計20Wの消費電力です。

明るさは合わせて2400ルーメンになりかなりまぶしいです。

 

点灯するとこんな感じです。

f:id:kuwazii:20150331192025j:plain

 

作り方

まずは、必要な部品道具を揃えます。

以下の物が必要な部品と道具です。

 

必要な部品

 

  • 1WハイパワーLED 20個

色温度が複数ありますが今回は5500Kの物を使用しています。

 

  • LED5個用アルミ基盤 4枚

 

  • LED用放熱ヒートシンク

これがないと長時間点灯し続けた時に熱で壊れてしまいます。

 

  • 電源ユニット(低電流ドライバー) 2個

1つの電源でLED10個まで接続できるので2個使用します。

 

  • 電源ユニット用コンセントプラグ 2個

電源ユニットのコンセント部は配線むき出しなのでコンセントに刺すためにプラグ部品が必要です。

 

  • LED配線用ケーブル 色分けするなら複数

LED基盤から電源までのケーブルです。

ある程度のもならなんでもいいですが同じお店で買ったほうが楽なのでこちらをご紹介

 

  • コンセントタイマー 1個

こちらの製品を使って点灯消灯を自動化します。

デジタルプログラムタイマー? グレーPT50DG

デジタルプログラムタイマー? グレーPT50DG

 

 

  • コンセントタップ 1個

コンセントタイマーに2個の電源を接続するのに使います。なんでもいいです。

ヤザワ 雷サージ付トリプルタップ13000V 白  HTK153WH

ヤザワ 雷サージ付トリプルタップ13000V 白 HTK153WH

 

 

 

必要な道具

  • ニッパ(線を切ったり)
  • はんだ
  • はんだごて(できれば温度調節できるもの)
  • ピンセット(あると便利です。)

 

組み立て

部品、道具がそろったら組み立てていきます。

まずは基板にケーブルをはんだ付けしてしまいましょう。LEDは熱に結構弱いので無駄な熱を与えないため最初にケーブルを配線図を参考に基板に付けます

 

配線図

f:id:kuwazii:20150331204102j:plain

絵が下手ですいませんが感じ取ってください...

この配線図のようにして2個分作ります。

 

続いて、LEDを基板に付けていきますが。LEDには極性があります。

f:id:kuwazii:20150331201727p:plain

上の画像で右側の接点に「-」マークがあると思いますが、そちら側を基板の「-」がわに合わせてはんだ付けします。湿度が低い場所でできるだけ素早くはんだ付けしましょう。熱を与えすぎると寿命が減ったり破損してしまうこともあります。

 

配線がすべて完成したら放熱用ヒートシンクを熱伝導両面テープなどで裏面につけて点灯テストをしてみましょう。

f:id:kuwazii:20150331205357j:plain

無事に点灯したら完成です。

あとはコンセントタイマーに接続してコンセントタイマーの時間設定をすれば自動点灯、消灯します。私の場合は朝6時に点灯して夜の10時に消灯する設定になっています。